タール闘病記19 うーん・・・・。
はらはらドキドキ。
7月1日(月)
今日は朝からタールの調子が良く、AM6時半のローラーと2匹でいつも行く1回目の散歩も好調。ローラーが5分歩いて戻りたがったので、タールはまだ近所探検をしたそうだったけれど戻って来ました。
2回目はもう少し後。
ビア・ミッジとまず賀茂川沿いを10分ほど散歩。
その後最近他の犬を見つけるとキャンキャン鳴いて近づきたいフィズの癖を直すため、フィズは1匹で10分ほどの散歩。
それが終わってから、タールと2回目のママと二人っきりでのんびり賀茂川沿いをくるくる徘徊しながら散歩。
今日は昨日より調子が良さそうで、天気も良く賀茂川沿いをのんびり散歩。
天国ってこんな感じ?と思うほど日差しも風もやさしく適温で静かな時間の中、鳥がさえずり川のせせらぎも聞こえる。とても幸せな時間。
タールもいつもよりのんびり、けれどもしっかり100mぐらい歩きました。
土と草の上は心地よく歩けるようです。
あれ?今少しよろけた?気のせい?
ちょっと調子に乗りすぎたようだから、家にゆっくり戻って来ました。
もう少しで家だから。
まだ歩きたがりましたが、何だか嫌な感じがして、抱っこで坂を上っていると、久しぶりにぐるんぐるんと大暴れ。又心臓の発作が出ました。
抱っこして土手を登っているところで、どうしようもない。
苦しそうにのた打ち回っているけど、抱っこも縫合後もあり、変な形には抱っこできないし、そのまま走って家に戻り、すぐにニトロスプレーを口元にシュッ。
その後数分で落ち着きましたが、私の方はなかなか落ち着きません。
一瞬の間に、(何故抱っこしている、坂道を登っている途中で発作が起きるのか。ようやく手術も乗り越えたのに!今は駄目!まだ頑張れるはず。)色んなことが走馬灯のように頭の中を駆け巡りました。
発作が起きる度にそんな風に思ってしまいます。
心臓の発作。どうなるの?と聞かれました。
タールの場合は、金魚を水槽から出して地べたに置いたみたいになります。
全身をのけぞらせ、バタつき、呼吸困難で息が出来ず、もがいている。
すごい力でのた打ち回る感じで、何とかとめてやりたくなります。ぎゅっと抱きしめて動かなくした方が良いのか、自由に動かしてあげたほうが良いのか?
ただ出来ることは始まった時間と収まったら、その時間を覚えておくこと。
今日はAM9時14分から17分位。じっと見てるのは本当につらく、スプレーだけでも手段があるのがまだ助かっています。
今は足元で又のんびり眠り始めました。
やっぱりまだ、油断はしちゃいけなかったのですね・・・。
母ちゃん、傍に居るからね。
すいません、今日も遅刻します。
ようやく眠り始めました。ほっ・・・
2013年7月1日|ペットケア
タール闘病記 15
嬉しい話・怖い話・
今日はますます表情に元気さが見られます。
傷口がくっついてきて痒いのか、掻こうとするので、面会の間気を紛らわそうとあの手この手(おやつで気を引いたり、話しかけたり、足を押さえたり。)
ちゃんと大人しく静養して下さい。
11日にお腹に硬く大きな腫瘍を見つけ、タールの闘病が始まりました。摘出してもらったら拳ほどの大きさで、一部溶けて膵臓にも炎症を引き起こしていたそうです。
他の一部はどこかに癒着し、お腹が痛かっただろうと言われました。
14才で心臓内部が狭まっており、微妙な投薬調整を続けて良い状態を保っていますが、少しバランスが変わるたびに調整してもらはないと、発作が起きたりと危うい毎日を送っていました。(発作時に死に至る事もあるとお聞きし、肝に銘じながら日々暮らしていました。)
今回の闘病中も、とにかく心臓に負担を掛けないことを第一に考えていただきながらの毎日でした。
検査も長時間に渡るMRIやCTは避け、注射器による細胞採取の遺伝子検査でリンパに悪性の物が見つかり、同時にお腹の腫瘍も悪性と判明しました。
体力と本犬の状態と病気の進行の順番など、かなり時間を掛けて相談した結果、まずお腹の腫瘍を外科手術で取り除いていただきました。
その際先生の気になられていた、リンパの一部を腫瘍の摘出と同時に素早く大きめに採取して、遺伝子以外の検査にも出して、今後のリンパ腫との戦いに望む方向性を決めるために再検査に出していただきました。
検査の結果、リンパ腫の可能性はほぼ無くなりました。お腹の腫瘍のせいだったかもしれません。
90パーセント以上の検査結果を誇る検査でも、異なる結果が出ることがあるのですね。
今回の結果はタールにとっては嬉しいことですが、お腹の悪者退治よりまず抗がん剤の内科治療を始めていたら、体力が落ち外科手術まで出来なかったかもしれません。その前にもうタールはいなかったかもしれません。
今、どう受け止めるべきか、少し混乱していますが、タールにとっては
本当にすばらしい先生に巡り合えて良かった。
そしてたくさんの方に応援してもらったことで、焦らずに一番良い結果にたどり着けて、本当に良かった、そう思っています。
タールは近日中に退院できる見込みです。
2013年6月28日|ペットケア