第5回 シニア・介護・DMの会 お知らせ
6月23日(土) PM1時~
場所は前回と同じくk-yardさんですが今回はテーマが車椅子についてと言う事で、スペースが必要になりますので人数を限らせていただき、ドッグカフェ部分で開催します。
第5回のメインテーマ
第1部 車椅子のお話と調整方法や、皆さんの工夫(後ろ足の2輪補助・前足の補助・4輪)
第2部 座談会
車椅子を一番最初に見たのは、まだ北山の大宮にお店をオープンしてすぐの頃、多分13~15年ぐらい前ですが、飼い主のパパさんの手作りの車椅子でした。
その方は、コーギー2匹の飼い主さんで1匹が家の近くで事故に合い、どこにも売っていないので自分で工夫して作ったと仰っていました。
今思い出すと木製の板に何枚も毛布を重ね、座布団を敷いた上に寝転んでいるいる状態だったと思います。
ウエスト部分も上から毛布を重ね、人間のベルトで固定されていたように記憶しています。
手作りの愛情一杯のその後ろ足の補助で、前足を一緒懸命動かして、もう一匹の子と一緒にお店に入ってきてくれました。
その数年後にも、改良を重ねた又パパさんの愛情たっぷりの2代目の車椅子で、2匹一緒に走って来てくれたのを覚えています。
その後アメリカのシアトル・ポートランドにコーギーのドッグショーの見学に行き、小雨の中、少し観光にと知り合いの方にバラ園を案内してもらい、その後ショーの会場まで住宅地を車で走っていたら、コーギーが車椅子のまま、自由に街路樹の周りをくるくると回りながら、マーキングをしていたのです!
思わず車を停めて一所懸命お話を伺い、そのコーギーちゃんが使用しているのは、k-9の車椅子だと教えてもらいました。その時の光景を今も鮮明に覚えています。
ただ、その頃はまだ日本ではペットのための車椅子と言うものになじみが無く、調べても全くわからないままでした。
その後、ペンシルバニアで行われたコーギーの同じショーを見学に行ったとき、今度は同じタイプの車椅子でドッグショー会場の中を元気に走り回っているコーギーちゃんも見ました。
それから長い年月が過ぎ、どしゃが11歳で歩けなくなり、一度お友達から4輪の車椅子をお借りしたのですが、あまり散歩が好きでは無いどしゃにすっかり拒否されてしまいました。
仕方無く、その後1年ほどはまだ前足も元気だったので室内では前足だけで歩き、後ろ足は引きずった状態で、散歩の時は布製補助具で持ち上げたり、結局はバスタオルでどしゃのお腹に広く当てて支えながら歩かせていました。
ただ、コーギーのどしゃは痩せても12Kgありましたので、飼い主の腰への負担が大きく何度もぎっくり腰になりながら、のお散歩でした。
その後、前の車椅子を拒否されてから1年後にどしゃに合う車椅子に出会い、元気に乗りこなせるようになりました。ただ、前足が弱ってきた時、前足の補助をつけたのですが、そうなると嫌がり、抱っこやカートへのお散歩に移行していきました。
その頃、今考えると、どしゃの身体・動き・病気の進行に合わせて車椅子を調整しなおすという事はしていませんでした。
今の車椅子は簡単に組み立てられるように工夫されており、その子に合わせて調整が出来るようになっています。どしゃから始まった車椅子友達も増え、どんどん元気な顔が沢山見られるようになりました。
そこで、是非車椅子をお使いのお家で、是非もう一度見直してあげていただきたいのです。
初めはその子にぴったりあっていたと思いますが、前足や腹筋が弱ってきたり、後ろ足・前足をすり始めたり、筋肉が痩せてきて浮かんできていたり、あるいはネジの紛失や、緩みもしょっちゅう起こります。
なかなかご自身での調整が難しいので、今度皆で調整の仕方や、今の状態、そして特に病気の進行の早いDMの子が使用されている場合、ちょこちょこ調整が必要だとお思います。
次回の第5回のシニア会では、皆さんに車椅子をお持ちいただき、もしくはこれから車椅子に興味をお持ちの方に集まっていただき、リーチママから工夫・調整方法などを詳しく教えていただければと思っています。
本日すでに8名の方から出席のお知らせをいただいております。
10名以上は入れないお部屋で、1名づつきちんとご説明させていただくと、組み立てにいつも1時間ぐらい掛かりますので、調整だけでも30分ぐらいづつお時間を頂戴するとお思います。
お申し込みは、お早めにお願いします。
2012年5月20日|シニア・介護・DM 犬友の輪
おまけ?
12日の会のあと、スタッフ反省会?座談会?を引き続きk-yardさんのドッグカフェ部分で行わせていただきました。
テーブルセッティングの間、北村家のコーギーの京ちゃんと触れ合っていました。
その後は、それぞれ個人的にオーダーをお願いし、会議も約1.5時間ほどで無事終了しました。
次回は6月23日(土)PM1時からK-yardさんで、第1部は車椅子について特に興味のある方や調整方法についてお話し、実技指導等。
第2部で座談会を予定しています。
スペースと中身の関係上、先着10名で締め切らせていただきます。
締め切りは16日の予定ですが、定員になり次第締め切りとさせていただきます。
車椅子をお持ちの方は、必ずお持ちください。
購入された時より、年齢ごとに筋肉が痩せたり、歩き方で身体の様子が変わってきたり、数ヶ月ごとに微調節は必要かも知れません。
1台ずつ、その子に合わせた微調節の方法をこれまでの経験者が直接お話させていただきたいと思っています。
第2部の座談会では、車椅子についてだけでなく色んなお話をお伺いしたいと思っています。
2012年5月18日|mama
第4回 シニア会 ご報告3
皆さんから沢山のお勧めを教えていただいたり、現在のお悩みについて意見交換をしたり、これまでの病歴、早期発見の重要性や、飼い主さんゆえの見分け方の体験談や、対処法・工夫されている生活用具、ペット保険にいたるまで、多岐に渡って沢山のお話で盛り上がりました!
素敵な空間をご好意で提供いただいたk-yardさん、北村様ご一家です。
壁にはコーギーのコースケ君・コータロー君・カレンちゃんの絵が飾られていました。
大変お世話になりました!これからも宜しくお願いいたします。
2012年5月15日|シニア・介護・DM 犬友の輪
第4回 シニア会 ご報告2
今回からシニア・介護・DMの会を、犬友の輪を広げよう会が主催の第1回目になります。
まずは開会の挨拶から始まりました。
その後色々な介護用品を別室に展示させて頂き、皆様に自由に手にとって見ていただきました。
車椅子やブーツ・靴下・介護パンツ・ソフトタイプのエリザベスカラーや、浮き輪タイプ・不織布製のカラー等、そして身体を支える補助ベルト、ハーネス等。
その後トリマーによるデモンストレーションが始まりました。
シニア犬だけでなく元気な子にも是非行って頂きたい、基本的なケアの仕方(爪きり・足裏カット・耳掃除・歯磨きなど)。
シニア犬をシャンプーする時に注意していただきたいこと、ケア時のワンチャンの体制や、持ち方、手の添え方などをお話をしながら直接ご覧いただきました。
シニアのオスとメスのシニア向けカットの場所の違いなども見ていただきました。
オスのモデルはシニア犬のモデルのリーチ君。とっても気持ち良さそうでした!
リーチ君の様子を一緒にじっと見ていてくれたCOCOちゃんも、モデルになってくれました!
ありがとうございました!
その後ご質問のあった、肛門膿の絞り方なども見て頂きました。
2012年5月14日|シニア・介護・DM 犬友の輪