犬友の輪を広げよう会 代表の挨拶
こんにちは、ドッグインストラクターの大國智子と申します。
DOG&LIFEの小嶋さんから第一回目のシニア犬の会に誘われ、会
に来られた飼い主さん達の介護への情熱と病気に向き合う姿勢に、しつけの専門家 の私は圧倒されました。その強烈な体験は、私にこの会を立ち上げさせる原動
力となりました。
私には8歳になる雑種の犬がいます。犬と生活する前に犬のし
つけを勉強しよう、そう思って犬のトレーニング方法を3年学び、資格を得てから、
犬との生活を始めました。ですが私にとって介護は未知の世界。
トレーニングでは獣医学
は教えても、犬の介護については教わらなかったのです。いつかは私も介護の「当事
者」になる。でも、どこで介護のことを教わったらいいのか、何からはじめたらいい
のか、そんな思いを抱えながらシニアに向かう愛犬と暮らしていました。
そんな中、第一回目のシニア会には介護の真っ直中におられる飼い主
さん達の、介護グッズの発掘力も、愛犬の病気に関する知識も、それに伴うケアの
方法や病状の進行を何とか抑えたい気持ちの強さも、全て私の学びに繋がりました。
そして同じ気持ちを持つ飼い主さんにも学びを伝えていきたい気持ちがあふれまし
た。
介護体験を持つ一人一人の飼い主さんに出会える座談会は、今まさに
介護中の飼い主さんも、まだ介護を経験されていない方も、介護が終わった方も
来られます。
これからはテーマを絞った座談会を行い、聞きたい情報を必要な方に届
けられる仕組みを作ろうと検討しています。
私たちのこの活動が、犬も長寿の時代を迎えた現在の問題を緩和する
糸口になるかもしれません。そうなるように、活動が長く続いていくための支
援を皆さんにお願いします。
犬友の輪を広げよう会の私の役割は、皆さんが望まれる様々な企画を
実現させていく調整役と考えています。この会は集まった一人一人の飼い主
さんが愛犬の介護に向き合ってきた結果、自然発生した会です。その気持ちを
大切にし、皆さんと共に私も成長していきたいと考えています。
愛犬の今とこれからを一緒に話し合ってみようと思われたら、ご連絡
下さい。
「犬友の輪を広げよう会」をどうぞ宜しくお願い致します。
犬友の輪を広げよう会 代表 大國智子
2012年4月29日|シニア・介護・DM 犬友の輪
シニア会のお知らせ。
第4回からシニア会は、犬友の輪を広げよう会が主催とさせて頂き、DOG&LIFEは参加・協力メンバーとしてお手伝いさせていただきます。
これまで全ての会の開催に携わる費用をそれぞれの方の持ち出して行ってまいりましたが、参加者の増加に伴い必要な書類・内容も変わってきました。
これまでは全てスタッフといいつつも、ボランティアでお手伝いいただいている上に、会議の書類・インク・通信費や駐車料金まで、すべて自前に頼っておりましたが、今後は犬友の輪を広げる会の経費として参加費を徴収させていただき、会の運営費として、犬友の輪を広げる会で、きちんと管理して行きます。
会員 会員向けの座談会です。
会員になるには、会則の同意書が必要です。
入会・座談会ワンコインお試し参加あり。
1回500円で初回のみのお試し参加も可能です。
その他は年会費(500円×12ヶ月)と申込書が必要になります。
詳しくは、お問い合わせください。
犬友の輪を広げよう会 代表 大國 aiken-teto@cube.ocn.ne.jp
もしくは、副代表 小嶋 まで。
Tel 075-712-6668
mail east@dogandlife.com
2012年4月29日|シニア・介護・DM 犬友の輪
シニア会から、犬友の輪を広げよう会へ
一昨日Cafe de naikiさんで、シニア会の言いだしっぺメンバーで会議を行いました。
長時間に渡り、たくさんのご意見を頂戴し、ありがとうございました。
これからも宜しくお願いいたします!
言いだしっぺメンバーとは、シニア会を盛り上げるために集まった飼い主の集まりです。
(お互いの愛犬・そしてDOG&LIFEを通じて知り合い、それぞれ愛犬の介護・しつけ・ペットとの旅行・遊び・ドッグショー・アジリティー・フリスビー・オフ会さては自転車引きレースや、犬そりまで、色んなことを一緒に楽しみ遊んで、そしてそれぞれの愛犬を通じ仲良くなった、信頼で結ばれた仲間です。)
今後DOG&LIFEは、犬友の輪を広げよう会としての活動を応援していきます。
一ショップだけの開催より、より多くの方にご参加いただき、少しでもお互いの体験談・情報の交換が出来る場となっていくように、ご協力させていただければと思います。
これまでは、どしゃを通じての体験談や、それぞれの飼い主さんのお話をお聞きしたり、良いと思った情報を皆さんにお伝えするという形のみでしたが、シニアの会を3回開催してみて、これからはもっと犬種や介護の進行度合いや、オス・メスの違いでも色々と異なる情報が必要だと実感いたしましたので、言いだしっぺメンバーの方々と一緒に、皆様にご協力いただきながら、より多くの方と一緒に進めて行ければと思います。
☆言いだしっぺメンバーも皆、ご好意でボランティアで参加していただいてます。
暖かい目で見守ってください。
参加者それぞれの方の体験談・失敗談・お勧めなどのお話を募集しています。
お互いに情報を交換する場にしたいと思っていますので、是非ご協力お願いいたします。
昨日の会議の様子です。
代表に就任された大國さんの進行により、13時から16時頃まで順調にお話が進み、様々なことが決定しました。
まずは、オーダーを待っている間、皆で文書を囲んでの真面目な会議からスタート。
久しぶりの参加!大智君。
皆勤賞のカリスマシニアモデルのリーチ君。
2輪から4輪へ、お試しの大智君。とってもご機嫌です!
Cafe de naiki様、いつも大勢で押しかけ、ついつい長時間お邪魔しても嫌な顔をせず、お話にも参加していただいたり、大型犬のケアグッズなどの情報まで教えていただいたり、本当ありがとうございます。
2012年4月29日|シニア・介護・DM 犬友の輪
シニア会 スタッフ会議 2012年4月27日(金)
次回の第4回シニア会の詳細や、その他会の打ち合わせを
Cafe de Naikiさんで13時から行います。
すでに連絡済の方もいらっしゃいますが、詳細をもう一度確認のため書いておきますね。
ボランティアスタッフの皆様、宜しくお願いいたします。お待ちしております!
cafe de naiki
http://www.naikihp.com/index.html
御所のパーキングが比較的お手ごろ価格と聞きました。
一番南側の方が、より近いということでした。
http://www.fng.or.jp/kyoto/info/kyoto_access.html
清和院東駐車場、中立売西駐車場
公園利用者のための駐車場です。散策・森林浴・ジョギング・ウォーキングの拠点にご利用ください。
【清和院東駐車場】
・普通車80台 ・利用時間 8:40~20:00(20:00閉鎖)
【中立売西駐車場】
・普通車250台、大型車20台 ・利用時間 7:40~19:30(24時間出庫可)
■利用料金(整理清掃等協力費)
普通車 3時間まで500円、以後1時間毎100円
大型車 3時間まで1300円、以後1時間毎200円
2012年4月25日|mama
第3回座談会 報告3
1.排尿のお世話。
圧迫排尿の説明や方法。
マナーベルトの使用感・パッドのお勧めメーカーなど。
2.排便のお話
マッサージやサプリ・フード・おやつの工夫。
失敗してもあわてない、叱らない。
便秘も下痢もシニア犬には負担になりますし、介助者も大変。
便の出にくかったワンちゃんに、獣医さんと相談しながら、かぼちゃを皮付きのまま湯がいて与えたり、りんごを与えてみると改善したので、お薦めです!という意見もありました。
3.シニア犬に合った食べ物・ダイエット。
食欲が出てくる場合は、早食い防止食器や、グッズもある。
満腹感を増やしカロリーを抑えるために、フードをふやかして与えたり、スープ入り寒天や野菜でかさを増し、繊維も自然に与える。
食欲減退の場合。
シニア犬の場合は、犬に与えてはいけない食物以外で、飼い主が食べているものを何でも与えてみるのも一つの方法では?
パン・ご飯など飼い主が食べている物を美味しそうに食べながらそのまま与えたり、肉類を湯がいて与えたり、や生肉を試してみるなど。
4.留守番
留守番のさせ方・置いていく場合の水や排尿排便など。沢山の意見が出ました。
ペットシッターさんに相談してみるのも選択肢の一つでは?
5.床ずれについて
床から足つきベッドなどで身体を浮かせる。扇風機も利用して、風を通してあげる。
(新素材のマットの使用感。)
床ずれもできず、本犬が数時間度とに身体の移動要求をしていたのが、気持ちが悪くないからだと思うのですが、同じ好きな体勢で長い時間熟睡してくれるようになったそうです。
他にも犬の身体の下に手を入れて動かそうとしても、手入れがしやすく、全体的に介護の状態が良くなって居るそうです。
6.寝たきりの介助について
50kg以上の超大型犬の場合。タンカー式の紐付きマットを注文されたそうです。
7.介助による飼い主さんの腰痛に対して
腰のベルト・コルセットを使用しています。
2階への上げ下ろしの負担。
8.血小板減少症の闘病・対策
先天的なものか、後天的なものか、ウイルス性か他からの感染症か、内臓などからの出血がないかなど、原因をつかみ、治療についてはその病気をきちんとご存知の獣医さんを見つける。
治療の一環で輸血が必要になることもあり、飼い主さんに輸血犬の心当たりを聞かれる事もあるそうです。一人で抱え込まず、色んな情報を集めてみるのも一つの方法ですね。
他の病気にも言えることですが、常に犬の状態を見て、シニアになると余計にいつもと違う所がないかのチェックを怠らないように、目配りを忘れないようにしましょう。
9.シニア犬の介護と同居犬の見過ごし
シニア犬・要介護の犬に気持ちや行動が集中し、多頭飼いの他の犬の世話がおろそかになっていた気がすると仰っいた方々もおられました。
どうしても重病な方に目が行ってしまいのは、無理の無い事だと思います。
けれどもその時出来る事を一生懸命された事を、後悔しないで下さい。
自分のできたことを、どうか褒めてあげてください。
10.前足の補助具について。
コーギーはこれまで事故を除き、ほとんどの場合後ろ足から問題が出てきましたが、大型犬の場合は前足から衰えが現れるのも珍しいことではないそうです。
漸く最近、本当に使える補助具や、車椅子も出てきました。
詳しくはお問い合わせくださいね。
その後車椅子の試乗会もありました。
他にも色んなお話がありました。
シニア犬の耳が遠くなり、嫌な音にも鈍感になり、その点は怖がらなくなったので、良いのかな?
シニア犬の中に子犬が来た事で、激しい遊びは出来ないが、かなりの刺激になり、我が家的には良かった。
飼い主の心構え
100パーセントより、出来る事を考えていつも元気に、笑顔で過ごすのは犬にとって何よりのご褒美であり、安心感を与えられる。
不安感は愛犬に伝わります。
出来なくなった事も叱らないであげて。
車椅子に乗せるカートセラピー
まだまだ先と思っていたが、2輪車椅子に乗せるようになり本犬の表情が明るくなり、又自分の思い通りに動けるという事で自信が出て、元気になった。等などお話はつきませんでした。
その後会に参加していただいた感想も教えていただき、お開きとなりました。
本当に盛りだくさんの内容で、あっという間の2時間でした。
これからも続けて行きたいと思っていますので、皆さんも是非ご参加くださいね。
今回会に日程の都合などで参加いただけなかった方からも応援メッセージが沢山届いています。
新潟からも、日程が合えば、是非参加したといと仰っていただいています。
尿崩症について教えていただいたり、お薦めのコーギーサイズの人間用尿取りパッドのメーカーや使用感をお伝えいただいたり、ラブラドールの飼い主さんから、骨の一部を肌身離さず持ち歩けるネックレスタイプのピルケースの防水の物を教えていただいたり、どんどんシニア犬情報が集まってきています。
今後も確かな情報を多く集め、皆さんと共有して行けたらと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。
2012年4月7日|シニア・介護・DM 犬友の輪
第3回シニア会 ご報告2
まず会の成り立ちとご挨拶から始めさせていただきました。
その後ドッグトレーナーの大國さんに進行をお願いし、自己紹介からスタートしました。
・コーギーの10歳の女の子の飼い主様。
後ろ足を引きずっているが、理由が分からず、持病を持っている子なので、精密検査もあまり出来ないため皆さんの予防法や、対処法、サプリメントなどについても聞いてみたい。
・超大型犬のグレートデン 10歳と8ヶ月。
寝たきりのため、介護・排尿排便の事・床ずれ予防、お勧めの用品など、とにかく皆さんのお話を聞きたい。
・コーギー 10歳男の子・2歳 女の子
クッシングと診断され、これからのシニア時代とどう向き合って行くのか、病気との共存も含め色んな話が聞けたら。
・コーギー 15歳 男の子
DMの介護中。現在発病から3年目。現在自力歩行はできないけれど首も動き、気持ちはとっても元気です。
(特に車椅子の扱いに関して飼い主さんが前向きで努力家で、研究熱心で自分でも改良を加え続けられ、改良の方法や実際の作業まで熱心に皆に教えていただいています。)
・ミニチュアダックス 15歳
ヘルニアと診断され、今後の参考のため皆さんの話を色々お聞きしたいと仰っていました。
今食欲がすごく出てきて、皆さんのおやつの与え方も興味があると仰っていました。
・コーギー DMの進行に伴う介護の方法を多方面から知りたい。
最近車椅子を導入され、コーギーちゃん本犬のやる気や表情も良くなり、自分から動く回数が増え、明らかに生活の質が良くなっていると仰っていました。
・ミニチュアダックス 11歳 オス 他にも兄弟犬と多頭飼いされています。
血小板減少症と言われ、その病気との向かい合い方や治療法や、他にも何か参考になることが無いかということでした。
・ラブラドール 14歳8ヶ月・12歳半・9ヶ月の3匹
視力・聴力低下のシニア犬との生活で気をつけていることや、他の方々の意見も聞きたい。
家の中での移動方法や、介護の仕方。
大型犬特有の悩みにどのように向かい合っていくかなど、沢山お話していただきました。
・コーギー 12歳
今は元気だけれど、シニア犬との楽しい過ごし方を知りたい。
どういった事をしてあげられるのか、スキンシップやコミュニケーションの方法なども知りたいと仰っていました。
今回は15名の方に出席いただき、とても書ききれないほど沢山のお話が出来ました。
自己紹介の時から、質問やお互いのお話で盛り上がり、和気あいあいと進みました。
その後座談会のテーマとして、皆さんにご記入いただいたアンケートの内容から抜粋してお話が進みました。
続く
文章ばかりなので、東京で撮った写真で一休み。
お洒落なワンちゃん用水飲み場がありました。
2012年4月7日|シニア・介護・DM 犬友の輪