mama's Blog

第3回座談会 報告3

JUGEMテーマ:ペット
座談会の内容
1.排尿のお世話。
圧迫排尿の説明や方法。
マナーベルトの使用感・パッドのお勧めメーカーなど。
2.排便のお話
マッサージやサプリ・フード・おやつの工夫。
失敗してもあわてない、叱らない。
便秘も下痢もシニア犬には負担になりますし、介助者も大変。
便の出にくかったワンちゃんに、獣医さんと相談しながら、かぼちゃを皮付きのまま湯がいて与えたり、りんごを与えてみると改善したので、お薦めです!という意見もありました。
3.シニア犬に合った食べ物・ダイエット。
食欲が出てくる場合は、早食い防止食器や、グッズもある。
満腹感を増やしカロリーを抑えるために、フードをふやかして与えたり、スープ入り寒天や野菜でかさを増し、繊維も自然に与える。
食欲減退の場合。
シニア犬の場合は、犬に与えてはいけない食物以外で、飼い主が食べているものを何でも与えてみるのも一つの方法では?
パン・ご飯など飼い主が食べている物を美味しそうに食べながらそのまま与えたり、肉類を湯がいて与えたり、や生肉を試してみるなど。
4.留守番
留守番のさせ方・置いていく場合の水や排尿排便など。沢山の意見が出ました。
ペットシッターさんに相談してみるのも選択肢の一つでは?
5.床ずれについて
床から足つきベッドなどで身体を浮かせる。扇風機も利用して、風を通してあげる。
(新素材のマットの使用感。)
床ずれもできず、本犬が数時間度とに身体の移動要求をしていたのが、気持ちが悪くないからだと思うのですが、同じ好きな体勢で長い時間熟睡してくれるようになったそうです。
他にも犬の身体の下に手を入れて動かそうとしても、手入れがしやすく、全体的に介護の状態が良くなって居るそうです。
6.寝たきりの介助について
50kg以上の超大型犬の場合。タンカー式の紐付きマットを注文されたそうです。
7.介助による飼い主さんの腰痛に対して
腰のベルト・コルセットを使用しています。
2階への上げ下ろしの負担。
8.血小板減少症の闘病・対策
先天的なものか、後天的なものか、ウイルス性か他からの感染症か、内臓などからの出血がないかなど、原因をつかみ、治療についてはその病気をきちんとご存知の獣医さんを見つける。
治療の一環で輸血が必要になることもあり、飼い主さんに輸血犬の心当たりを聞かれる事もあるそうです。一人で抱え込まず、色んな情報を集めてみるのも一つの方法ですね。
他の病気にも言えることですが、常に犬の状態を見て、シニアになると余計にいつもと違う所がないかのチェックを怠らないように、目配りを忘れないようにしましょう。
9.シニア犬の介護と同居犬の見過ごし
シニア犬・要介護の犬に気持ちや行動が集中し、多頭飼いの他の犬の世話がおろそかになっていた気がすると仰っいた方々もおられました。
どうしても重病な方に目が行ってしまいのは、無理の無い事だと思います。
けれどもその時出来る事を一生懸命された事を、後悔しないで下さい。
自分のできたことを、どうか褒めてあげてください。
10.前足の補助具について。
コーギーはこれまで事故を除き、ほとんどの場合後ろ足から問題が出てきましたが、大型犬の場合は前足から衰えが現れるのも珍しいことではないそうです。
漸く最近、本当に使える補助具や、車椅子も出てきました。
詳しくはお問い合わせくださいね。
その後車椅子の試乗会もありました。
他にも色んなお話がありました。
シニア犬の耳が遠くなり、嫌な音にも鈍感になり、その点は怖がらなくなったので、良いのかな?
シニア犬の中に子犬が来た事で、激しい遊びは出来ないが、かなりの刺激になり、我が家的には良かった。
飼い主の心構え
100パーセントより、出来る事を考えていつも元気に、笑顔で過ごすのは犬にとって何よりのご褒美であり、安心感を与えられる。
不安感は愛犬に伝わります。
出来なくなった事も叱らないであげて。
車椅子に乗せるカートセラピー
まだまだ先と思っていたが、2輪車椅子に乗せるようになり本犬の表情が明るくなり、又自分の思い通りに動けるという事で自信が出て、元気になった。等などお話はつきませんでした。
その後会に参加していただいた感想も教えていただき、お開きとなりました。
本当に盛りだくさんの内容で、あっという間の2時間でした。
これからも続けて行きたいと思っていますので、皆さんも是非ご参加くださいね。
今回会に日程の都合などで参加いただけなかった方からも応援メッセージが沢山届いています。
新潟からも、日程が合えば、是非参加したといと仰っていただいています。
尿崩症について教えていただいたり、お薦めのコーギーサイズの人間用尿取りパッドのメーカーや使用感をお伝えいただいたり、ラブラドールの飼い主さんから、骨の一部を肌身離さず持ち歩けるネックレスタイプのピルケースの防水の物を教えていただいたり、どんどんシニア犬情報が集まってきています。
今後も確かな情報を多く集め、皆さんと共有して行けたらと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。
 

2012年4月7日|シニア・介護・DM 犬友の輪

第3回シニア会 ご報告2

JUGEMテーマ:ペット
3月31日のシニア会は、初めて参加していただいた方が多く、
まず会の成り立ちとご挨拶から始めさせていただきました。
その後ドッグトレーナーの大國さんに進行をお願いし、自己紹介からスタートしました。
・コーギーの10歳の女の子の飼い主様。
後ろ足を引きずっているが、理由が分からず、持病を持っている子なので、精密検査もあまり出来ないため皆さんの予防法や、対処法、サプリメントなどについても聞いてみたい。
・超大型犬のグレートデン 10歳と8ヶ月。
寝たきりのため、介護・排尿排便の事・床ずれ予防、お勧めの用品など、とにかく皆さんのお話を聞きたい。
・コーギー 10歳男の子・2歳 女の子
クッシングと診断され、これからのシニア時代とどう向き合って行くのか、病気との共存も含め色んな話が聞けたら。
・コーギー 15歳 男の子
DMの介護中。現在発病から3年目。現在自力歩行はできないけれど首も動き、気持ちはとっても元気です。
(特に車椅子の扱いに関して飼い主さんが前向きで努力家で、研究熱心で自分でも改良を加え続けられ、改良の方法や実際の作業まで熱心に皆に教えていただいています。)
・ミニチュアダックス 15歳 
ヘルニアと診断され、今後の参考のため皆さんの話を色々お聞きしたいと仰っていました。
今食欲がすごく出てきて、皆さんのおやつの与え方も興味があると仰っていました。
・コーギー DMの進行に伴う介護の方法を多方面から知りたい。
最近車椅子を導入され、コーギーちゃん本犬のやる気や表情も良くなり、自分から動く回数が増え、明らかに生活の質が良くなっていると仰っていました。
・ミニチュアダックス 11歳 オス 他にも兄弟犬と多頭飼いされています。
血小板減少症と言われ、その病気との向かい合い方や治療法や、他にも何か参考になることが無いかということでした。
・ラブラドール 14歳8ヶ月・12歳半・9ヶ月の3匹
視力・聴力低下のシニア犬との生活で気をつけていることや、他の方々の意見も聞きたい。
家の中での移動方法や、介護の仕方。
大型犬特有の悩みにどのように向かい合っていくかなど、沢山お話していただきました。
・コーギー 12歳 
今は元気だけれど、シニア犬との楽しい過ごし方を知りたい。
どういった事をしてあげられるのか、スキンシップやコミュニケーションの方法なども知りたいと仰っていました。
今回は15名の方に出席いただき、とても書ききれないほど沢山のお話が出来ました。
自己紹介の時から、質問やお互いのお話で盛り上がり、和気あいあいと進みました。
その後座談会のテーマとして、皆さんにご記入いただいたアンケートの内容から抜粋してお話が進みました。
続く
文章ばかりなので、東京で撮った写真で一休み。
   
お洒落なワンちゃん用水飲み場がありました。
  
 

2012年4月7日|シニア・介護・DM 犬友の輪

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