K-9車椅子は、DM(変性性脊髄症)の進行に合わせて調整が可能です。
1996年生まれの愛犬のコーギー(どしゃ)は、多分DM(変性性脊髄症)でした。
その時の経験を活かして、当店では特に、車椅子の調整に力を注いでいます。
もちろん事故や病気、老化で車いすが必要なわんちゃんにも、出来るだけ負担を掛けないように、細かく調整しその子にぴったり合うように努めています。
DMは、その頃は全く一般的では無かった病名で、右も左もわからないままのに病気の進行ごとに対応を考えて向き合っていました。愛犬が7才の時、丸一日ケージに入り出て来ず(3才下のタールが来るまでケージに自ら入ることがありませんでしたが、しつこく構ってと絡んでくるタールから逃げるためにケージに自ら逃げ込むことを覚えました。)その時の診断はヘルニアの可能性があるが、7才という年齢からそうとも言えない。というものでした。
その時はサプリメントやレーザー治療・鍼灸などに通い、10才までは普通に歩けるようになり過ごしていましたが、10才のある日突然後ろ足を引きずり始め、その後の進行は本当にDMの進行の例そのままでした。
15才で亡くなるまで、普通ならもう少しゆっくり訪れただろう老化が短期間に進行し、愛犬の介護をか駆け足で経験する事になりました。
その時の経験が介護の悩みを明るく話し合う店内座談会になり、その後お互いの介護の体験から情報を交換し合える(犬友の輪を広げよう会シニア会)の発足に繋がっています。
今はその座談会で得た情報がとても役立っています。
DMのコーギーちゃんに車椅子を使っていただく機会が当店で圧倒的に多く、進行に伴い2輪から4輪に変更される方が多いです。
4輪でも動きの良い間は出来るだけ前のサドルは取り付けずに、まず4輪の車輪で転倒は防ぎ2輪の車椅子では立ち上がりや、一歩目が出にくいわんちゃんにお勧めです。
その後4輪でも前足にも後ろと同じサドルを取り付け、胸をしっかりとホールドし、お散歩を快適に過ごしていただきます。
その後あごが下がってきて、歩きにくそうと感じられたら今までの部材を駆使して顎乗せを取り付けます。
そうすると又、快適にお散歩を楽しんでいただけます。それと同時に食事やお手入れ、圧迫排尿や排尿排尿の介助にもとても役立ってくれます。
2016年8月28日|DM(変性性脊髄症) mama シニア・介護・DM 犬友の輪 ペット用介護用品 未分類 犬友の輪を広げよう会