ローラー退院しました!
ずいぶん長く自宅を離れていたのでタールとの久しぶりの対面の仕方には少し注意が必要でした。
これまでも順番にショーに出ている間離れていて対面したときや、どちらかが入院していたりして戻ったときに、身体中に他の犬の匂いや、薬や病院の匂いがついているのか、かなり警戒しながら近づきます。
お互いにゆっくり匂いの確認やお互いの識別がきちんと出来ないと喧嘩になることも。
今回はタールがシニアになり嗅覚・視覚ともに衰えているので余計に心配でした。
まず家の前を一緒に散歩してからいつもいる部屋で対面。
暫くはお互いに緊張し背中も毛も逆立っていました。
タールにじっと睨まれてローラーも隅っこでイジイジ。
でも1時間ほどするとすっかりいつもの元通り仲良し親子に。
今回の教訓はシニア犬になって免疫力が弱っている時は、知らない場所に出かけないようにする。毎日全身チェックをして気になることがあれば早めに診察を受けるという事でした。
これからはドライブや旅行に行くにも、もう少し気をつけなかればいけないと思いました。
遊ばせる場所も事前に調べてその土地独特の病気などに気をつけること。
宿泊先は清潔で衛生的な事。(我が家のコーギーは空気中のカビには弱いようです。)
いつものフードとおやつはいつも持参して出かけるのですが、持病の薬やたまに与える薬なども念のため持っていくこと。
若い間はそれほど気にせず行動出来ていた事も、もうシニア犬だということを私達が理解して気を付けてあげなければと思いました。
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2011年10月22日|コーギー
ローラー闘病記2
一日目より二日目、二日目より三日目。これまでは、入院すると一日づつ良くなっていくものだと思っていました。(タールの内視鏡手術待ちの時以外は)
ところが、強めの内科治療を続けてもあまり効果が現れません。しかし今の状況で手術や輸血をしてもショックを与えたり危険度が増すだけと説明を受け、ひたすら血液の回復・本犬の生きる力を信じて待っていました。
食事はおかゆのように口内も喉も内臓にも傷を付けない位軟らかくふやかしたフード。
お薬は飲むときに嫌がらないように筋も取り、茹でてから柔らかくすりつぶしたささみで包んで与えてもらっていました。
何に対して弱っているかも解らないので、ササミも新鮮なものが良いと言われ、毎日湯がいて持って行きました。
けれど入院して数日後、先生から出来れば輸血犬を探しておいた方が良いかもしれない。
今の所は輸血をするところまで状態が良くないのでどうなるか解らないが、急に探すのは困難なので、すぐに対処ができるように準備だけはしておいて下さいと言われ、出来るだけ準備はしながら、ひたすら元気になって帰って来る事を信じて待っていました。
顔は元気なのですが、ほぼ一日寝て過ごし、面会の時と食事の時だけ起き上がっていたようです。
食欲もあるのですが、ほんの少しの量なのに残す事もあったようです。
2011年10月17日|コーギー
紫斑症 ローラー闘病記 1 (今は元気です。)
11歳・12歳のコーギーは、すっかりシニア犬になり色々と心配を掛けてくれます・・・。
今回はローラー11歳が、原因不明の紫斑症に。
人間の特に幼少時になることが多い病気と聞いた事があったのですが、犬の病気としては初めて見ました。慌てふためいたため、その時の写真を撮る余裕もありませんでした。
その日の朝は普段どおりご飯を食べ、お散歩に行きいつものように私はお店へ。
普段どおりPM7時半頃に戻り、荷物を片付け少し休憩をしてから、本日最後の夜のお散歩に行こうとし、ふっと顔からお腹を撫でようとした瞬間、ローラーのお腹に掻き毟った様な後が。
筋状の引っかき傷が何本もお腹のバリカンをかけている部分に見え、数箇所には血豆のような出血も見られます。まず、肌のどこかがかゆくてお留守番中に掻いたのかな?と思いました。
(膵臓を悪くしてからは専用のフードを食べ、おやつも控えているのですが、季節の変わり目などに時々皮膚を痒がり湿疹も出るので、そんな時は1週間に2回はオゾンシャワーか、バブルバスに入れて出来るだけ薬を増やさずに治すようにしています。)
ここ暫くはそれ程ローラーは痒がっていなかったので、タールと2匹で待っている間にじゃれあって喧嘩になったのかな?とも思いましたが、よく見ると数箇所ですが背中にまで掻いた様な筋状の内出血が。
なんだか変な感じがして急いで獣医さんに行くと、すぐに血液検査をしようとされたのですが、先生には幾つかの病名が浮かんだ様子で、かなり慎重にほんの少しだけ血液を取りすぐに検査に。
血液検査の結果、普段この子は22から23万の値の血小板が0でした。と聞いてもはっきりと状況が解らず、まだその日か、数日後には一緒に帰れると思っていました。
けれど、今の検査結果は大変危険な状態で、体中の何処から出血いるのか解らずこの上ほんの少しの怪我でもしたら命取りと言われ、漸く事態が理解できました。
連れて帰っても、怪我をしたり2匹で絡んだりしたら大変!血小板が0という事は、血が止まらないのです。先程の血液検査の注射針の小さな穴からも出血が止まりません・・・・。
そしてそのまま入院。
目の前が真っ白って、こんな時の事でしょうか???なすすべも無く、お医者様に任せて治療が始まりました。
その日の朝はいつもと全く違う様子がなかったのに・・・・。
夜もそんなに大変な事になっているなんて考えもせず、2匹でふざけていたのなら、どこかに噛み傷があるかも?なんて思いながら連れて行ったのに・・・。
身体のどこかで内出血が起こっているのか、それとも他に原因が?
検査とは言っても注射器も刺すのが危険な状態・・・・。
何も出来ない私は、怪我をさせないようにケージの外から見守るしか出来ませんでした。
その時は解りませんでしたが、今この時の写真を見ると少し目がうつろです。
2011年10月16日|コーギー